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スイデンテラスのサウナで「ととのう」一人旅
更新日:2022年10月18日
雑誌などでよく紹介されているおしゃれなホテル「スイデンテラス」。あの建築家の坂茂氏が設計した話題のホテルです。山形県鶴岡市に建つスイデンテラスは、名前の通り水田の中に建つホテルで、水田を眺めながらホテルでのんびりしたり、温泉に入ったり、サウナでととのったりできるホテルです。そんなおしゃれなホテルへは、一人で行って自分時間でホテルを楽しみたいところ。結構若いカップルが多いホテルですが、一人で行って是非楽しんでもらいたいホテルです。
東京から鶴岡市へは移動が大変で、短時間で行きたいのであれば羽田空港から庄内空港まで飛行機で行くのがおすすめ。飛行機だと旅情が味わえないという方は、山形新幹線で都心から山形駅まで行き山形駅からレンタカーを借りるのもおすすめ。もちろん山形新幹線で新庄駅まで行き陸羽西線代行バスってルートもありますが、それならば新潟駅まで上越新幹線で行き新潟駅から羽越本線特急「いなほ」号で日本海を眺めながら旅情を楽しむのがおすすめです。
今回は、行きは山形新幹線で山形駅まで行き、トヨタレンタカーで車を借り、羽黒山を観光して、スイデンテラスにチェックイン。帰りは酒田市にある楯の川酒造に寄り道をして庄内空港から羽田空港へ飛行機で帰る旅を楽しみました。
スイデンテラスのチェックインは少し遅めの15:30から。素敵なホテルなのでチェックインはもっと早くしてほしいというのが本音ですが。。ホテルの前の広々とした駐車場に車を停めいざ、スイデンテラスへ。ホテルを目の前に眺めた佇まいは圧巻!ホテルの入り口は意外とこじんまり、そして2階のフロントでチェックインの手続き。
チェックイン後はまずは部屋に入って荷物を下ろす。客室はシンプルな作り。もちろんおしゃれ。窓の外には水田が。
少し部屋の雰囲気を楽しんだ後は、お待ちかね温泉へ。温泉は「天色の湯」「月白の湯」「朱鷺色の湯」の全部で3ヶ所。温泉は毎日朝6時に男女入替あり。
チェックイン当日、男性は「天色の湯」が入浴可能。弧を描いた湯船から水田を楽しめる作りとなっており、一番奥にサウナがあります。サウナは移動可能な六角形の椅子がパズルのように組まれており、6名が同時に入れる大きさです。セルフロウリュが可能で、心地よいフィンランドサウナを楽しむことができます。水風呂はこれまた六角形、少し高め入浴口となっており階段を数段昇ってザブン。水風呂に入る時に天井に頭をぶつけるので注意が必要です。
平日の夕方はサウナを楽しんでいる方が2人ほどだったのでのんびりとサウナタイムを楽しむことができました。
サウナでととのった後は、幅允孝氏がセレクトした本が楽しめるライブラリーで気になる本を読みながらまったりとした時間をおくる。これが至福。人も少なくほぼ貸切の部屋でポカポカと心地よい時間が流れました。
夕食は前菜がビュッフェ形式で、メイン2品をメニュー表から選ぶスタイル。食事に合わせて山形の日本酒やワインなども選ぶことができるのでお酒好きの私は大満足。
夕食を取った後、部屋でのんびりと時間を過ごした後、再度サウナでととのってから就寝。
朝6時から温泉が男女入れ替わりとなるため、朝6時過ぎに「月白の湯」へ。数名の先客あり。温泉と水風呂は露天となっており、水田と同じ高さなので今話題のインフィニティ温泉と言ったところ。これがなんとも気持ちが良い。サウナは紙管を模したベンチが面白い作りで、セルフロウリュが可能。朝から4セットを楽しんだ後は朝食へ。
朝食はビュッフェ形式。庄内産の食材と郷土料理が楽しめ、お米も2種類のお米が楽しめました。席を自由に選べたので水田を眺められるテラス席で朝から美味しい食事と素敵な景色を楽しむ。
朝食後に少しのんびりした後、締めのサウナへ。そしてチェックアウト。
建築が好きで、サウナが好きで、本が好き。この条件を満たした人はきっと満足できるホテルです。