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おしゃれに気軽にキャンプを楽しむ「ist – Aokinodaira Field」ブログ
更新日:2026年2月9日
便利さに満ちた日常を、ほんの少し抜け出したくなる季節がある。
夏が近づくと、無性にキャンプへ行きたくなるのは、そのせいかもしれない。薪をくべ、火を起こし、肉や野菜を焼き、夜には花火をする。子どもたちにとっての「良い思い出」を作りたいという、親の勝手な願いもまた、キャンプの動機のひとつだ。
これまでにもいくつかのキャンプ場を訪れてきたが、近年は“おしゃれ”という言葉が自然に似合うキャンプ場が増えてきた。
その中でも、個人的に大本命だと感じていたのが「ist - Aokinodaira Field」。今回はテントではなく、母屋と離れを備えたHutを予約した。目の前には池が広がり、想像しただけで気持ちが高鳴る。予約の時点から、すでに旅は始まっていた。
当日、東京から車で山梨へ。
直接「ist - Aokinodaira Field」へ向かう前に立ち寄ったのが、「白州・尾白の森 名水公園 べるが」だ。ここは川遊びができることで知られ、キャンプ場としても充実しているが、今回は水辺で遊ぶことが目的だった。
さすが人気スポットだけあり、入口前から車の列ができている。駐車するまでに少し時間はかかったが、それも夏の風物詩のようなものだろう。
川へ向かおうと歩き出したところ、総合案内所近くの親水池でニジマスの掴み取りが行われていた。子どもたちは一目で心を奪われ、「やりたい」の大合唱。予定を変更し、体験することにした。

簡単そうに見えて、これが意外と難しい。父としての威厳を保つべく、どうにか1匹を掴み取ることには成功したが、子どもたちには少しハードルが高かったようだ。それでも手伝いながら、最後は自分の手で掴むことができた。

捕まえたニジマスはその場で捌いてもらい、串に刺して焼く。自分で掴み取った魚を食べるという体験は、きっと記憶に残るだろう。

小腹を満たし、改めて川へ向かう途中、今度は木製遊具のある広場で足止め。
ようやく川に辿り着くと、子どもたちは一気に水へ。堰堤が滝を生み、その一部がトンネル状になっている造りは、大人が見てもよく考えられている。


気がつけば2時間が経ち、帰ろうと言ってもなかなか腰が上がらない。夏の1日は、こうしてあっという間に過ぎていく。
なんとか説得して「べるが」を後にし、北杜市の人気スーパー「ひまわり市場」で食材を調達。いよいよ「ist - Aokinodaira Field」へ向かう。
到着してまず感じたのは、想像以上の静けさと美しさだった。各フィールドが独立しており、騒がしさとは無縁の空気が流れている。受付のラウンジも心地よく、ここでお茶を飲みながら過ごす時間すら、ひとつの目的になりそうだ。

今回宿泊したのは「Hut -float-」。池のほとりに浮かぶように建ち、薪ストーブを備え、寝室は二部屋。キャンプという言葉から連想される“簡素さ”とは一線を画す、贅沢な造りだ。


室内は洗練されていながら温もりがあり、「ここで暮らしたら楽しいだろうな」と自然と思わせる空間だった。




池に面したテラスでは焚き火ができ、その火を囲んで肉や野菜を焼く。トイレは小屋内にあり、シャワーも受付ラウンジ横の清潔な設備を利用できるため、この安心感は、子連れキャンプでは本当にありがたい。
薪をくべ、火が落ち着くのを待ちながら、まずは1杯。焚き火の前で飲む酒は、それだけで味が深くなる。

やがて、ひまわり市場で選んだ食材を焼き始め、ゆっくりと食事の時間へ。揺らぐ火と、外の空気が、料理も会話も豊かにしてくれる。
食後は子どもたちと花火を楽しみ、1日を締めくくった。

翌朝はベーコンエッグトーストを焼き、淹れたてのコーヒーとともに朝食を。澄んだ空気の中で迎える朝は、それだけで贅沢だ。

また必ず訪れたい、そう思えるキャンプ場だった。
車は土埃で真っ黒になってしまったが、それも含めて、良い夏の記憶である。