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城崎温泉の子連れ旅ブログ|外湯めぐりと花火と緑風閣の心地よい滞在
更新日:2026年2月18日
浴衣で歩く、家族の城崎温泉。緑風閣に泊まるという選択。
関西の人にとっては馴染み深い温泉地、城崎温泉。関東で言えば草津温泉のような存在だろうか。
この街の魅力は、温泉そのものだけではない。浴衣に下駄を合わせ、カランコロンと音を響かせながら、温泉街をそぞろ歩く——その時間そのものが、旅の中心になる。
そんな城崎温泉を、今回は子どもたちとともに訪れた。
城崎温泉には、「西村屋本館」や「三木屋」といった名だたる老舗旅館が並ぶ。
ただ、子連れの旅となると、少しだけ視点が変わる。無理なく過ごせて、気を遣いすぎず、それでいて食事には妥協したくない。
いくつか検討した中で選んだのが「きのさきの宿 緑風閣」だった。

決め手は、部屋食であること、サウナがあること、そして価格と内容のバランスの良さ。派手さではなく、実用と満足感の両立に惹かれた。
宿は温泉街からほど近い路地にある。
車で到着すると、一度宿の前に停め、案内を受けて駐車場へ。チェックイン時に食事の時間を決め、館内の説明とともに、城崎温泉名物の「外湯めぐり券」を受け取る。
客室は大人2人と子ども2人でも十分な広さがあり、洗面スペースもゆとりがある。


荷をほどくと、さっそく浴衣に着替え、下駄を履いて外へ。城崎温泉らしい時間の始まりだ。

まずは宿からほど近い地蔵湯へ。
広めの湯船とモダンな造りが印象的な外湯だが、少し熱めだったようで、子どもは早々に「上がりたい」と言い出す。
続いて柳湯へ向かうも、この日は定休日。スタンプだけ押して、次へと進む。
二湯目は一の湯。
洞窟風呂が特徴の外湯で、露天のやわらかな空気の中、子どももようやく落ち着いて湯に浸かる。外湯ごとに異なる個性があり、それを巡ること自体が楽しい。
さらに御所の湯へ向かうも、こちらも定休日。少し肩透かしを感じながら、三湯目の鴻の湯へ。

庭園露天風呂の開放感は魅力的だったが、さすがに子どもは疲れ気味。それでも、なんとか付き合ってもらう。
そして最後に訪れたのがまんだら湯。
ややこぢんまりとした、落ち着いた雰囲気の湯で、個人的には最も印象に残った外湯だった。
それぞれの湯に、それぞれの空気がある。
外湯めぐりは、ただ温泉に入るだけでなく、街の表情を少しずつ知っていく時間でもある。
宿へ戻る頃には、子どもたちもすっかり疲れた様子。
夕食は部屋で。
仲居さんが準備を整え、タラバガニや刺身、但馬牛を中心とした料理が並ぶ。

子どもにはお子様ランチが用意され、家族それぞれが無理なく楽しめる内容だった。


価格を考えれば、十分に満足できる食事だ。
そして、夏の城崎温泉の楽しみのひとつが花火。



平日の夜、21時から打ち上がる花火を見に、地蔵湯橋へ向かう。大谿川の上空に広がる花火は、大谿川の水面にも広がり、規模こそ大きくはないが、街の灯りと調和して、どこか懐かしい情緒を感じさせる。
この日の中で、最も印象に残るひとときだった。
宿に戻り、子どもたちを寝かしつけた後は、ひとりで宿の温泉へ。
城崎温泉では外湯文化を守るため、宿の浴場は大規模にはできないが、緑風閣には洗練されたサウナが備えられている。
平日ということもあり利用者は少なく、ほぼ貸切の状態で、静かにサウナと水風呂、外気浴を繰り返す。外湯とはまた違った、落ち着いた時間だった。
翌朝は朝食会場で。

小鉢に少しずつ盛られた料理が並び、朝にちょうどよい量と味わい。旅のリズムを穏やかに整えてくれる。
チェックアウトを済ませたあとは、次の目的地、城崎マリーンワールドへ。
温泉街を歩き、湯に浸かり、食事を楽しみ、また歩く。
城崎温泉は、過ごし方そのものが思い出になる場所だった。