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静けさの中で見る朝の中尊寺金色堂 ~ 11月3連休紅葉の旅

更新日:2026年2月15日

中尊寺 紅葉7こども本の森 中之島」を訪れて以来、「こども本の森 遠野」にも足を運びたいと思うようになった。 それをきっかけに、11月の三連休、遠野と宮沢賢治、そして紅葉の盛りを迎える中尊寺金色堂を巡る二泊三日の旅を計画した。

今回は、初日に訪れた紅葉盛りの尊寺金色堂について記しておきたい。


出発の一週間前、新幹線の予約を取ろうとしたところ、午前中の東北新幹線はすでに満席。紅葉シーズンの三連休という時期の難しさを実感する。検討の末、前日の夜に出発し、北上市で一泊する行程に切り替えた。東北の秋を訪ねるなら、交通手段の確保は早めが安心だとあらためて思う。


北上駅着の最終便の一本前を予約し、大宮駅へ向かう。しかし当日は埼京線と湘南新宿ラインが遅延。どうにか間に合ったものの、出発前から少し消耗してしまった。
それでも新幹線に乗ってしまえば、あとは静かな時間。夜の北上駅に到着し、「ANAホリデイ・イン岩手北上 by IHG」にチェックインした。
ANAホリデイ・イン岩手北上
すでに22時を回っており、子どもを寝かせた後、大浴場へ。規模は大きくないが、足を伸ばして湯に浸かれるだけで、移動の疲れがほどけていく。


ANAホリデイ・イン岩手北上 客室

翌朝は1階のレストランで朝食を。バイキング形式で、和洋ともにしっかりとした内容。子どもも無理なく楽しめる味わいで、旅の朝としてちょうどよい。
朝食、大浴場、客室の清潔さを含めて考えると、駅から少し離れているが、全体的に満足度の高いホテルだった。


チェックアウト後、事前に予約しておいた車に乗り、中尊寺金色堂へ向かう。三連休かつ紅葉の見頃という条件から混雑を想定し、早めの出発を選んだ。


到着は8時半頃。平泉町営中尊寺第1駐車場に、まだ余裕をもって車を停めることができた。
中尊寺を訪れるのは、おそらく20年以上ぶり。記憶はおぼろげだが、風景の印象は大きく変わっていないように感じる。


まずは月見坂を登る。八幡堂、弁慶堂、薬師堂と、ゆっくりと参拝しながら本堂へと向かう。


中尊寺金色堂 月見坂 入り口
弁慶出しパネル
弁慶堂

月見坂は針葉樹が中心だが、本堂周辺には落葉広葉樹のもみじが植えられており、赤く色づいた葉が、参道やお堂と静かに調和している。派手さではなく、落ち着いた美しさが印象に残る景色だった。


本堂
中尊寺 紅葉1
中尊寺 紅葉2
中尊寺 紅葉3
中尊寺 紅葉4
中尊寺 紅葉5

さらに歩みを進めると、金色堂へ。


金色堂

現在は覆堂に守られているが、その内部に足を踏み入れた瞬間、黄金に輝く堂と仏像が視界に広がる。外の秋の色彩とは対照的に、ここには時間を超えた静謐さがあった。


中尊寺 紅葉6

少し下った場所にある讃衡蔵(さんこうぞう)にも立ち寄る。中尊寺に伝わる国宝や重要文化財が収められており、歴史の厚みを静かに感じることができる空間だ。


讃衡蔵

三連休初日、紅葉の最盛期ということで混雑を覚悟していたが、午前9時頃までは比較的落ち着いており、金色堂や讃衡蔵を含め、紅葉に包まれた中尊寺をゆっくりと味わうことができた。


少し早く動くだけで、旅の質は大きく変わる。
そんな当たり前のことを、あらためて実感する朝でもあった。

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